30代で実家ぐらし、仕事が続かない男の日々

1985年生まれの32歳。働くことが苦痛すぎて耐えられず、無職と短時間労働をくり返す男の日々を綴っていきます。現在は週2でポスティングをやっています。

酒と飲み会が嫌いだ


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僕は酒が好きではない。嘔吐をイメージしてしまうからだ。

 

高校1年の頃、通学中に道端で戻しているスーツのおじさんを目撃した。前日に飲みすぎたのだろうか。病気によるものでない。吐いているものが酒なのでわかる。

 

その他、醜態を晒している酔っぱらいを目にするたびに、酒への憎しみが募った。僕は未成年の、まだ一滴も飲んだことがない時から「将来酒は飲むまい」と決めていた。

 

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父がよく泥酔状態で帰宅する。体中から酒の臭いを発していて、家中がその臭いに満ちる。大声を出したり、廊下で倒れ込んだりする。先日、意識を失って後頭部から倒れ、救急車を呼ぶかどうかの騒ぎになった。父は「大丈夫、大丈夫」と呂律の回らぬ調子で言い、すぐに寝てしまった。朝起きたら死んでいるんじゃないかと心配したが、無事だった。

 

母に暴力を振るったこともある。僕は間に入って母を守らねばならなかった。素面の時に母が強く叱ったことで、以降はくり返されなかったが、酔って物に当たる癖は依然として続いている。

 

父が酒を飲んで帰ってくる時、僕は不安になる。また暴力沙汰を起こされるんじゃないか、所構わず嘔吐されるんじゃないか、夜中に怒鳴り声で起こされるんじゃないか等々。

 

翌日尋ねると、何も覚えていないという。恐ろしい。人を傷つけても覚えていないなんて。自分は何としても酒を飲むまいと思う。

 

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少しは酒を飲もうとしたこともある。付き合い上、必要と思ったからだ。20代の中頃だった。コンビニで紙パックの酒を買い、飲んでみた。ところが、見る見るうちに不安に襲われた。これから気持ち悪くなって吐くのではないか。そう思うと恐ろしくて体の震えが止まらなくなった。

 

また、酔っ払うのが何としても嫌だった。十代の頃からあれほど嫌っていた醜い酔っぱらいに、自分もなってしまうのではないか。すぐに酒の影響を弱める方法をネットで調べた。アルコールを薄めるべく、水をガブガブ飲んだ。幸い、気持ち悪くなることも酔っ払うこともなく済んだ。

 

僕は胃が弱いのか、しょっちゅう軽い吐き気を抱えて暮らしている。嘔吐に対する不安もセットだ。だから、これ以上気持ち悪くなるのはゴメンなのだ。酒イコール吐き気、酒イコール嘔吐。頭の中でこんな図式が成り立っていて、とてもじゃないが飲む気にはなれない。

 

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飲み会というものも嫌だ。かつては友人知人を増やすべく、積極的に飲み会に参加していた。このおかげで得られた関係もあったが、いつも苦しくて参っていた。人は酒を飲むとやたらに陽気になる。僕は飲まないから陽気にはなれないのだが、周囲に合わせるべく、ヘラヘラ笑っていた。これがしんどかった。

 

飲まないだけでなく少食でもある。炭酸もジュースも好きではないので、お茶ぐらいしか飲むものがない。更に冷たいものが苦手と来ていて、夏であろうがホット以外つらい。氷無しのウーロン茶を頼み、常温になるまで待ってようやく飲み物にありつける。

 

とても居づらかった。それなのに会費を3000円も4000円も取られる。無駄に思えてならなかった。人と会えておしゃべりできるのは良かったが、デメリットがあまりにも大きい。一昨年あたりから、もう耐えられないと思い、一切参加しないことにした。おかげで誰からも誘われなくなった。つらいイベントだったので何の問題もない。これからもこの平和が続いてほしい。

 

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しかし僕はこの先も、酒を飲まない、飲み会に行かないを通して行けるのだろうか。この酒飲み大国で。酒を避けることによって孤立していく人生は望まない。

 

職場の飲み会が嫌いという人は多い。しかし僕は前述の通り、仲のいい人との飲み会も嫌なのだ。居酒屋というところが性に合わない。馬鹿騒ぎの連中が周囲にいて耐え難い。

 

「仕事の打ち上げ」なんていうのが恐ろしい。一緒に仕事をしたメンバーと飲み会をするという。罰ゲームとしか思えない。そういうのに参加しないでいい仕事でお金を稼ぎたい。そういうのをキャンセルしても生き残れる道を行きたい。

 

なお、居酒屋ではなく宅飲みならどうか。居酒屋よりはマシだが、酔っぱらいに合わせてヘラヘラしなければならないのであれば、やはりつらい。

 

僕はパーティー的なもの全般が苦手なのだ。オフ会などは趣味を語り合えるので楽しいが、それでも大人数は嫌だ。喫茶店で静かに語らいたい。せいぜい3人か4人までだ。

 

人間関係が生まれると、いずれ酒を飲む話になる。居酒屋に行かずとも、家で一杯やろうとか。こういうのが参る。どうしてこう、世の中、酒好きばかりなんだ。ウンザリする。

 

おしゃべりするのに酒などいらない。ファミレスのドリンクバーとフライドポテトで十分だ。極端な話が、喉を潤す水さえあればいい。水ならタダだ。それなのに、話すために居酒屋に行って、酒とつまみを頼んで4000円だの5000円だの。本当に耐えられない。

 

5000円と言えば、朝から晩まで労働に耐えてようやく得られる金額じゃないか。涙が出てくる。

 

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僕と仲良くなりたいが、酒好きだからダメかなと思った人がいるかもしれない。でもそんなことはない。仲の良い友人にも酒飲みはいる。酒を飲んで騒いだり吐いたりするような連中が嫌なのだ。いささか陽気になるぐらいなら何の問題もない。通常の会話が可能な程度であれば結構だ。

 

それと、僕は厳格を好まない。何事にも寛容でありたい。だから「禁酒法を施行せよ」「泥酔者を罰せよ」とは言いたくない。酔っぱらいを見ても心が乱れないようになりたいと思っている。 

 

とはいうものの、現状では酔っ払いに寛容どころではない。テレビでニヤニヤしたおじさんが「一杯やりたいねえ」なんて言って、酒を飲むジェスチャーを見せただけで、その醜さに耐えられなくて目を逸らしてしまう。

 

まあ、あまり人のことは気にしないようにして生きていこう。満ち足りた日々を送っていけば、酔っぱらいのことも気にならなくなるだろう。そう信じたい。


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