30代で実家ぐらし、仕事が続かない男の日々

1985年生まれの32歳。働くことが苦痛すぎて耐えられず、無職と短時間労働をくり返す男の日々を綴っていきます。現在は週2でポスティングをやっています。

街歩きは最高の娯楽


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現在、週2でポスティングの仕事をしている。月収は1万5000円ほどだ。家には一銭も入れていないため、お金で困ることはない。

 

去年までは月に3万円ほど親に渡していた。大学卒業後、父親に命じられたからだ。ところがある日、母から「そんなことはしなくていい」と言われた。父の浪費が判明したからということだった。ずっと払いたくないと思っていたので、喜んで従った。以降は一円たりとも渡していない。

 

欲しいものは、あまりない。近頃の趣味はもっぱら歩き回ることだ。出かけること自体が遊びになっている。旅好きに近い。

 

でも、外泊はしたくない。そこが本当の旅好きとは違うところだろう。宿泊は、お金がかかりすぎて嫌なのだ。日帰りで行ける範囲で楽しいのだから、わざわざ無駄にお金をかけることもない。僕は埼玉在住だから、せいぜい関東に隣接する県が限度になるが、それで構わない。

 

もちろん、お金が十分にあれば、北海道にも沖縄にも行ってみたい。海外への憧れもある。でも、お金はないのだ。だから行かない。

 

東京を歩くだけで、かなり楽しめる。都内のだいたいの場所へは、500~600円で行ける。往復でも1000円強だ。これなら月に10回行っても1万円。コスパがいい。

 

***

 

ひとりで歩いていると、様々なことが頭に浮かぶ。それは毎回違う。だから同じ場所を何度歩いても飽きない。景色には飽きていても、頭に浮かぶ内容は毎回違うから楽しめる。

 

そうは言っても、さすがに家の近所では楽しめない。完全に見飽きているからだ。いくら歩くことでいろいろな内面世界を楽しめるといっても、限度がある。街歩きは生活圏の外である必要がある。

 

行き先は都内の繁華街が多い。先日は新宿を歩いた。今度は池袋に行く予定だ。どちらの街も、もう何十回も通っている。目新しいものはそれほどない。でもそれでいいのだ。

 

僕はいつも関心が自分の内へ内へと向かうため、常時神経が参っている。少しの体調不良で死を思うのはいつものことだ。子供の頃からヒポコンデリー(心気症)で苦しんでいる。

 

そんな僕でも、老若男女・民族・色彩が入り乱れる都内の繁華街に突入すれば、自分を忘れることができる。バートランド・ラッセルは『幸福論』において「幸福になりたければ、関心を自分の外へと向けることだ」と説いた。街歩きをしている時のワクワクした気持ちを思うと、その説は確かであるように思える。

 

体を動かしていると、不安に絡めとられることもない。体調不良のことも忘れられる。僕は歩いていると、生きているという感じがする。幸せはここにあった、と感じる。


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