30代で実家ぐらし、仕事が続かない男の日々

1985年生まれの32歳。働くことが苦痛すぎて耐えられず、無職と短時間労働をくり返す男の日々を綴っていきます。現在は週2でポスティングをやっています。

都バスを乗り継いで、夜の23区を横断する


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深夜、どうにも寝付けないのでラジオをつけた。男性が都バスの魅力を語っている。都バスは23区内を縦横無尽に走っている、都バスに乗ると東京が見えてくる、1日乗車券は500円で買える……。

 

都内各地を見て回りたい僕にとって、とてもありがたい情報だった。なお、声の主は社会学者の古市憲寿氏だった。氏は子供の頃から都バスに乗るのが好きで、先頃『大田舎・東京 都バスから見つけた日本』という本を著した(僕はまだ読んでいない。1か月前に市立図書館で予約したが、まだ順番が回ってこない)。

大田舎・東京 都バスから見つけた日本

大田舎・東京 都バスから見つけた日本

 

 

*** 

 

数日後の夜、都バス乗り継ぎの旅へと出た。スタートは練馬車庫。西武池袋線・桜台駅から徒歩数分のところにある。併設の営業所で1日乗車券を購入。夜7時頃だったので「え、今日を使うんですか?」と驚かれた。

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「白61」の始発に乗った。目標は23区横断&往復だ。この路線は、ひらがなの「つ」の字のようなコース。練馬駅・練馬車庫から新宿駅西口に向かう。

 

僕は途中の江戸川橋で下車。直前の長い坂が印象的だった。ホテル椿山荘東京がある高台(目白台)から曲線を描いて、低地(音羽谷)へと下っていく。

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(音羽谷から目白台を望む)

 

次いで「上58」に乗車し、上野広小路へ。上野は大都会で、ウキウキした。しかし一歩路地へ入るや、いかがわしいお店が軒を連ね、客引きの男どもがたくさん突っ立っている。散策はやめてさっさと次のバスに乗った。

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(大都会・上野) 

 

「都02」で錦糸町へ。この路線は途中で隅田川を渡る。ワクワクしながら車窓を眺めていたのだが、橋(厩橋)が工事中で、右も左もシートでおおわれており、何も見えなかった。

 

錦糸町駅前はきれいで驚いた。パチンコ屋が多い雑然とした街を想像していたのだが、実際は大型商業施設が何軒もあり、大きな公園が整備されている。

 

これまた立派なバスターミナルで列に並ぶ。目の前に女子高生がふたり。かなりのミニスカートでお化粧バッチリ。今度は錦糸町のイメージと合っているように思えた。

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(錦糸町駅前。立派なバスターミナルと大きな商業施設) 

 

「錦25」に乗って葛西駅へ。バスは荒川を渡る。橋の上から見える夜景が美しかった。

 

到着後、時刻表を見る。夜10時を過ぎ、ほとんどの遠距離路線は運行を終了していた。もう23区西部までは帰れそうにない。どうしたものか……。

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(葛西駅前のバスターミナル)

 

とりあえず、目の前に来た「葛西24」に乗った。行き先は船堀駅。

 

ここでもやはりバスはなかった。ところがスマホで調べてみると、都営新宿線で住吉駅まで行けば「東22」と「都02」を乗り継いで大塚駅まで帰れる可能性があることがわかった。

 

電車のドアが開くや否や、早歩きでバス停に向かう。逆転ホームランなるか。しかし信号に阻まれる。目の前をバスが通過。やんぬるかな、終バスだった。天を仰ぐ。

 

肩を落として再び住吉駅へ。電車で帰路についた。

 

敗因はひとつ。始める時間が遅すぎたのだ。次は早い時間から始めたい。


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