30代で実家ぐらし、仕事が続かない男の日々

1985年生まれの33歳。働けない、稼げない、人と接するのが苦手、実家ぐらしが苦しい。noteで1日1記事投稿しています→https://goo.gl/Jrkznz

西武新宿線はJR中央線より住みやすい


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「西武線沿線には住みたくない。駅も行き先もよくわからないし沿線もパッとしない。中央線が一番だ」

 

こんな内容のツイートを目にした。

 

ツイートしたのは中央線在住の人だった。西武線に乗った感想だそうだ。「よそに行ってきたけど、やっぱり自分の住む街が一番」というのは健全な感情で、非難されるものではない。

 

だが「住みたくない」という言い方はどうか。その「住みたくない」と言われた沿線の住人の気持ちを考えてほしい。一般的に、西武線は中央線より格下と認識されている。お金持ちが庶民の街に来て「イヤねえ」と言っている感じを受けた。

 

僕は西武沿線に計26年住んでいる。すべて西武新宿線だ。6歳までは鷺ノ宮で育ち、小学校6年間は地方で暮らしたが、中学入学時に南大塚(本川越の次の駅)に戻ってきた。そして高校入学前に新所沢に移って今に至る。西武新宿線は、中央線にも負けない魅力があると思っている。

 

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まず起点の西武新宿駅が素晴らしい。何がいいと言って、帰宅時に確実に座れることだ。JRの他、京王や小田急など複数の路線が乗り入れる新宿駅から400~500メートルほど離れているという不便さが、このようなメリットを生んだ。各駅停車なら帰宅ラッシュ時でさえも空席がある。この魅力については以前も書いた。

 

西武新宿線の混雑は、首都圏の路線の中では穏やかな方だ。対して中央線は激しい混雑で知られる。引っ越しを検討中の方は、乗り比べてみるといい。

 

次に路線全体に目を向ける。西武新宿線は中央線の北側を並行して走っている(西武新宿~花小金井間)。これがまた魅力のひとつだ。

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(Googleマップを使用。着色と路線名は筆者)

 

中央線沿線民に「住みたくない」と言われて憤っておきながら、中央線に近いことが魅力と述べる。白旗を上げているようなものではないか。

 

そうではない。中央線は便利で駅前も発展している。西武新宿線はこの点で劣っている。だからこそ家賃が安くなるのだ。加えて、喧騒から距離を置いているわけだから、これもまた長所と言える。

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西武新宿線では花小金井駅まで、中央線では武蔵小金井駅まで、両線は1.5キロから3キロ程度の距離のまま並行して走っている。駅と駅の間に住めば、2路線使えるわけだ。「地方出身で、大きな街は気後れする」という人に、西武新宿線は。

 

たとえば、西武新宿線には新井薬師前という駅がある。JR中野駅と約1.5キロしか離れていない。歩いても20分ほどだ。新井薬師前は小さな商店が連なる昔ながらの街であるのに対し、中野駅は大型商業施設が複数あるような街だ。両駅の間はずっと商店街が続いているので、歩いていても飽きない。

 

なお、武蔵小金井の次の駅・国分寺は西武線とJR中央線の接続駅になっている(ただし西武新宿線ではなく、西武国分寺線・西武多摩湖線)。

 

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「駅がわかりづらい」ということについては、慣れの問題だろう。駅名などは使っているうちに覚える。ただ中井駅での都営大江戸線への地上乗り換えがわかりづらいと言われれば認めざるを得ない。そして不便だ。

 

しかし中井での地上乗り換えは、商店街歩きを楽しむことができる。駅の横を流れる妙正寺川のせせらぎを聞くことができる。

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(妙正寺川。右に中井駅構内の電光掲示板が見える)

 

「行き先がわかりづらい」というのもまた慣れの問題だ。中央線だって、青梅行きと高尾行きがあったり、豊田止まりがあったり、各駅停車が三鷹までだったりするのは、わかりづらい。でもこんなものは、すぐに何でもなくなる。

 

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西武新宿線は中央線より空いていて、駅前の喧騒も穏やか。家賃も安い。つまり心の余裕が持ちやすい。それでいて、使いたければ中央線も使える。

 

東京が好きだけど、心の余裕も欲しい。そんな人には西武新宿線を勧めたい。

 

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【参考にしたサイト】

両線の距離や家賃が具体的に紹介されていて、とても良い記事だと感じた。


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