30代で実家ぐらし、仕事が続かない男の日々

1985年生まれの32歳。働くことが苦痛すぎて耐えられず、無職と短時間労働をくり返す男の日々を綴っていきます。ポスティングをやめて無職になりました。

この街にやんわりと縛り付けられている


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7時に目が覚める。もう起きてしまおうか。でも別にすべきこともない。したいこともない。冬の朝は寒い。10時や11時になれば暖かくなるので、それまで寝ていよう。

 

次に目が覚めたら12時だった。もう日暮れまで4時間しかない。

 

最近はこんなことばかりだ。深夜1時から2時の間に布団に入り、11時から12時ぐらいまで眠ってしまう。寝すぎだ。

 

起きてすぐは食欲がないので、食事は14時頃。食べ終わって外に出るともう夕方だ。15時ぐらいには日差しが弱くなり、風が冷えてくる。明るくて暖かい時間が短すぎる。

 

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15時半からポスティングを始めた。暗くて寒い冬の夜はつらいので、16時半で切り上げた。残りは明日やる。

 

人と働くのが苦痛すぎて何をやっても続かず、ポスティングに流れ着いた。半年続いているが、そろそろ嫌になってきた。

 

庭先に住人がいると配れないのが苦痛だ。委託先からは、住人がいたら挨拶をし、チラシを配っていいか尋ねるよう指導されている。無理な話だ。人と関わるのが苦痛で働けなくなって、ここまで堕ちてきたのだ。そんなことが苦なくできたら、32歳の独身男性がポスティングなどやらない。

 

家の周辺で喫煙などされると最悪だ。僕はタバコの悪臭が嫌で嫌でたまらない。喫煙者を見つけたら、その家と周囲数軒は、飛ばすことにしている。歩合制なので、配れない家が多いほど、損をする。

 

日中家にいる人は、だいたい老人だ。おかげですっかり老人嫌いになってしまった。

 

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家に帰っても親がいて、くつろげないから、外で時間をつぶす。コンビニのイートイン、公民館的な施設、市立図書館。この3つが主な居場所だ。無料でいられるから。

 

あとは新所沢パルコだ。ここはいい。イスに座ってボーッとできる空間が多数ある。フードコートのように一箇所に集約されていない。店内にポツンポツンと点在している。

 

新所沢パルコは貧乏な暇人に優しい。商品自体は安くないから貧乏人向きではないが、買わない人も、いていい空気がある。

 

新所沢パルコは、どこかリゾートの邸宅のようだ。大型商業施設は箱型であることが多い。でもここは違う。人の家のようで、居心地がいい。いつまでも残っていてほしい。

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(新所沢パルコ)

 

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この街は歩道が広いから散歩もしやすい。住みよい街だ。僕みたいな働けない人間の居場所もいくつかある。

 

自転車を5~10分走らせれば航空公園がある。一周歩くだけで1時間は潰せる。また「ミューズ」というホールがあり、アマチュアの個展や中高生の吹奏楽など、無料で楽しめる催しも多い。プロの演奏を500円で鑑賞できることもある。

 

また、今後居場所が増える。数年後には所沢駅西口にショッピングモール、東所沢にKADOKAWAの大型施設ができる(図書館や美術館などが入るという)。

 

僕はほとんど働けない。実家から逃れられそうにない。この街にやんわりと縛り付けられている。家の中では親の監視下にあって苦しくてたまらないが、外に出ればそれなりに楽しめる。何とか生きていきたい。


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