30代で実家ぐらし、仕事が続かない男の日々

1985年生まれの32歳。働くことが苦痛すぎて耐えられず、無職と短時間労働をくり返す男の日々を綴っていきます。現在は週2でポスティングをやっています。

大泉学園に来ると、そんなことばかりが思い出される


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先日、所用で練馬区の大泉に行った。東映撮影所や東映アニメーションがあることで知られる。最寄り駅は西武池袋線・大泉学園駅。

 

僕は高校時代、この駅を利用していた。駅前のレンタサイクルの自転車で、4~5キロ離れた埼玉県和光市の高校まで通っていた。

 

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高校1年の9月から学校に行けなくなった。駅前のマクドナルドは逃げ場のひとつだった。ここでクラスメイトから「何で学校来ないの?」というメールが来て深く傷ついた。無神経なやつだと未だに思う。

 

学校には欠席の連絡をしないといけない。ところが僕は電話が大の苦手だ(今も変わらない)。そこでコンビニのファックスを利用することを思いついた。欠席する旨を書いた紙を差し込み、電話番号を入力した。しかしなぜか送信できない。何度試してもダメ。結局、電話で連絡する羽目になった。そのコンビニも、今はもうない。

 

駅から1キロほどのところに、T・ジョイSEIBU大泉という映画館がある。2016年まではT・ジョイ大泉という名称だった。僕が大泉学園駅を利用し始めた時には、まだ建設中だった(2001年12月に開館した)。時々そばを通っては、早く完成しないかなと思ったものだ。映画は観なかったが、2階のトイレやTSUTAYAはよく利用した。

 

隣接しているリヴィンオズ大泉もよくブラついた。いわゆる大型商業施設。学校に行かなきゃいけないのに行けない。苦しい思いを抱えながら歩き回った。今も残る店外の白いベンチに、僕はよく腰掛けた。もちろんいつも一人だった。

 

あとは大泉中央公園。埼玉県との境にある。住所こそ大泉だが、もはや東武東上線の和光市駅の方が近い。僕が通っていた高校はもう目と鼻の先だ。ここまで来ても僕は学校に行くのがつらくて、足が止まってしまう。

 

園内の丘にポツンと座り、ボンヤリと過ごした。その頃はキリスト教に惹かれていたので、小枝で小さな十字架をつくって祈ったりした。神様、僕はどうすればいいのですか……。

 

その後、不登校になり、大泉に来ることもなくなった。

 

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しかし20代半ばになって、大泉との縁が復活した。アニメ「プリキュア」が好きになり、その映画を観るために来るようになったのだ。公開は半年に1度。その都度、足を運んだ。

 

「プリキュア」のほか、「まどか☆マギカ」「ガールズ&パンツァー」「ラブライブ!」(すべてアニメだ)もここで観た。都心から離れていて、しかも最寄り駅から10分以上歩く立地のため、あまり混まない。そんなところが気に入って、好んで来るようになった。

 

***

 

所用を終えて、駅に戻ってきた。

 

ホームのベンチに腰を掛けると、学校に行くのが嫌で、電車を何本も見送った記憶がよみがえってきた。

 

大泉学園に来ると、そんなことばかりが思い出される。


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