30代で実家ぐらし、仕事が続かない男の日々

1985年生まれの32歳。働くことが苦痛すぎて耐えられず、無職と短時間労働をくり返す男の日々を綴っていきます。現在は週2でポスティングをやっています。

山奥ニートは無理だけど


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(西武秩父線の車窓。和歌山の山奥の写真を持っていないため代用)

 

山奥ニートというのが話題だ。山奥に住んでいるニートはみんな山奥ニートなのかもしれないが、この記事ではNPO法人共生舎の葉梨はじめさんと、その周辺に住む仲間たちと定義する。彼らは和歌山の山奥に住んでいる。

 

山奥ニートになる理由はいろいろあるだろうが、葉梨さんは元ひきこもりだそうだ。そこから山奥生活に飛び込んだ。

 

現代日本社会に適応できない僕には他人事ではない。

 

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僕は上記NPOにメールを送ったことがある。訪問したいが、いつなら都合がいいかと尋ねた。しかしいくら待っても返事は来なかった。迷惑メールフォルダにでも入ってしまったのかもしれない。

 

本当に行きたければ電話をかければいいのだが、メールの返事を待つうちに興味を失ってしまった。だから返事が来たとしても行かなかっただろう。

 

まず遠すぎる。「遠い」という感覚には個人差があるが、僕の場合は在来線で2時間ぐらいが限度だ。南関東+北関東の南部、交通費は片道1500円ぐらいまで。自宅以外で寝たくないので、日帰りで済むところでないと嫌なのだ。

 

僕は親と同居することにウンザリしているが、同時に親から離れることへの不安も大きい。理想は実家近くの別の家に住むことなので、和歌山はあまりにも遠すぎる。

 

しかも共生舎は最寄り駅から車で1時間半もかかるという。僕は乗用車の閉塞感が苦手で、長時間乗るのは苦しい。バスなら少しはマシだが、都会とは事情が違う。都会ならどこで降りても人がいるが、山奥では違う。僕は人がいないところが怖いのだ(人と接するのが苦手なのに人がいないと怖い。この辺の感覚は微妙で難しい)。

 

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僕は健康に自信がない。近くに病院がないと不安になってしまう。あと山が迫っている場所にいると息苦しさを感じる。

 

虫も苦手。田舎では家の中でムカデが出るという。夜中に布団に入ってきて噛まれることもあるとか。僕はムカデを見たことがないのでググってみた。想像以上の気味悪さでゾッとした。

 

カブトムシもセミも触ったことがない。カブトムシは頑張ればつつくことぐらいはできそうだが、セミは絶対にダメだ。気持ち悪すぎる。

 

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葉梨さんはブログで獣を捕まえてから料理するまでを写真付きで紹介している。僕には絶対に無理だと思った。正視さえできない。こんなことをやれる人がひきこもりだったなんてウソのようだ。僕もひきこもり系だが、別の人種のように思える。

 

イノシシだのシカだのの肉も、調理済みであれば食べられるかもしれない。でも、それらの生肉を目にしなければならないような環境なら、僕にはきつい。

 

僕はスーパーで売られている魚や生肉すら気持ち悪くて正視できない(切り身でも皮が付いているとダメ)。折込チラシのカニの写真にすら鳥肌が立ってしまう。

 

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車に長時間乗れず、山に囲まれると閉塞感を覚え、病院がないのが不安で、虫も苦手で、魚や生肉を正視できない。

 

悪い条件が重なりすぎている。行ってみなければわからないことではあるが、現時点では山奥生活に向いていないように思える。

 

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とはいえ、逃げ場の選択肢としては持っておくべきだと思っている。和歌山の山奥には、数年前からphaさんや、ひきこもり名人の勝山実さんなども足を運ぶ。彼らが通うのは「共育学舎」というところで、葉梨さんたちとはまた別の場所だが、現代日本社会に適応できない人の居場所になっている点で共通している。いずれも駆け込み寺として覚えておきたい。

 

山奥暮らしは無理でも、実践者の言動の中から、都会暮らしでも活かせるものを見出し、取り入れていくことはできると思う。山奥ニートというものについては、そんな感じで接していきたい。


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