30代で実家ぐらし、仕事が続かない男の日々

1985年生まれの33歳。働けない、稼げない、人と接するのが苦手、実家ぐらしが苦しい。noteで1日1記事投稿しています→https://goo.gl/Jrkznz

僕が不適応者のロールモデルになる


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どうしても雇われ労働をしたくない。あまりにもしたくないために応募ができない。

 

雇われ労働が無理なら、それ以外で稼ぐしかない。何をやればいいのかはわからない。ただ雇われ労働でないことだけは確かだ。決められた時間に決められた場所に行き、決められた時間働くということが、僕にはとても苦しい。無理にやると心と体がおかしくなってしまう。

 

ひきこもりやニート支援の本をよく読む。「A君はアルバイトができるまでになった」「Bさんは今、正社員として働いている」などという結びが多い。つまり「雇われ労働に適応できました」という報告だ。それが何だというのか。成果を挙げたと言いたいのか。

 

支援者はひきこもりの人に「まずは玄関まで行ってみましょう」などと指示する。これができたら「次はコンビニに行ってみましょう」。そこまではいい。でも彼らが目指すゴールは、ひきこもりを会社で働かせることなのだ。玄関に行かせることも、コンビニに行かせることも、最終的に会社に適応させることが目的だったのだ。

 

会社なんてものが合わなくて避難したのに、またそこへ戻ることが、果たして良いことなのか。会社で苦しんだ人間が、会社に戻るだけで良いはずがない。体や心が拒否した環境に人を戻すことが、果たして支援なのか。

 

本人が雇われ労働に満足しているのであれば言うことはないのかもしれない。しかし本人がそう言ったからといって、それは本当に彼・彼女の欲求なのか。

 

会社勤めが無理な人間を会社に戻すことが良いこととされている。ひきこもり本人さえそれを希望する。なぜかといえば、それ以外の生き方が事実上ないからだ。確かに自営という道は存在するが、遠くの世界のできごとというのが実際の感覚だろう。それぐらい、雇われ労働以外の生き方を想定しにくい世界に、僕らは生きている。

 

何とかしたい。僕が雇われ労働をせずに生きて、不適応者のロールモデルになりたい。僕自身の幸せのためでもあるが、他の不適応者を救いたいという思いもある。

 

僕が雇われ労働の苦痛をこらえ、そこに踏みとどまって生きてしまったら、僕が不幸であるだけでなく、後の世代にもこの生き方を残すことになる。僕の姿を見た子供が僕の真似をする。その子供の子供がまた真似をする。こうして不適応者の苦しみは後世に続いていく。

 

雇われ労働に向いていない人が、無理やり会社で働く。「会社→ひきこもり→会社→ひきこもり」とくりかえす。そうまでしてなぜ会社に戻るのか。それ以外の道がないからだ。希望して戻っているのでない。こんな苦しみは僕の世代で終わりにしたい。

 

雇われ労働が無理なら自営だろう。僕はこれまでに、せどり・ライティング・ポイントサイト等で挫折してきている。向いていないし、無理なのだろうという思いが強い。それでも雇われ労働がダメな以上、自分で稼ぐという方面を目指すほかない。

 

雇われ労働で給料をもらってもあまり喜べない。「あんなに苦しんだのだから、これぐらいもらえて当然だろう。これでも足りないぐらいだ」と思う。一方、ブログやnoteで記事を書いて得たお金は少額でも嬉しい。だから僕は、できたら自分で稼ぎたい。

 

ブログで月に何万も稼ぐのは無理だ。せどりもポイントサイトも挫折した。いくら自営のほうが喜びが多いといっても、僕が稼ぎ出せるのは月に数千円。とても足りない。やはり雇われ労働からは逃れられないのか……。

 

「そんなことはない」と僕は書きたかった。しかしその根拠を示すことができない。不適応者が、自分の心や体を、現行社会に合うように変形させることが生き残る道だとは、どうしても言いたくない。

 

「雇われ労働が無理だった。だから今、こうやって生活費を稼いでいる」

 

このように、身をもって示せるようになりたい。

 

【筆者の活動】

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